2019年4月2日火曜日

悪魔のいけにえ The Texas Chain Saw Massacre(1974)

■昔見れなかったのでリベンジ。たしかにこれは傑作だ!

学生時代、友人がビデオを借りてきたけど私は怖くて見れず…。その後、ホラー苦手ながらゾンビとか有名どころを見て、ついにこの映画にリベンジ。おもしろかった!怖さもやっぱり健在。

NHKラジオ「シネマストリップ」での高橋ヨシキ&源一郎氏の絶賛を聞き、しかもプライムだったので、これはもう見るしかない。
そのラジオで「美しい」と聞いて、「まさかぁ」と思ってたんだけど、確かに美しい!90年代ごろの映画には、今見るとひどくショボイものがあるけど、それとは全然違う。

テキサスの荒野と青い空。乾いた空気。夏の暑さ。これらはもちろん美しい。でも殺人鬼の狂気の家にも、何か得体の知れないものがある。美しいとか魅力的とは絶対に言いたくないけど。
しかしこの映画のなかの「乾き」と「狂気」は確かに超然としている。

ストーリーも「狂ってる」としか言いようのない展開で驚いた。何が起きるかまったく想像できない。BGMで緊張感をあおったりしない分、逆に常に緊張して見るしかない。そこにあまりにも突然で残酷無非な暴力が!しかも何度でも。最後の最後まで!

さすがに私自身大人になって、少し冷静に見れる部分もあって、例のおじいちゃんハンマーのシーンは笑ってしまった。でも学生時代に見たらどう思っただろう…。かなりショックを受けるんじゃないかな。いや、今見て受けたショックも相当なものだったなぁ。

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/1021112_texas_chainsaw_massacre

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